<音羽side> 「お、音羽……。あ、あの……」 「2回目…」 ボソッ呟くと、小夜が聞き返してきた。 「え?」 「2回目、やな。キス」 その言葉で、小夜の顔がカァァァと赤くなる。 「や、あ、あの、その……そ、そやった……ね」 耳まで真っ赤になって吃りながら呟く。 その姿に、俺はたまらなくなり小夜の首もとに噛みついた。 「?!……っ」 小夜の息が詰まる音が聞こえる。 これ以上煽らないで欲しい……。 「小夜……」 余裕がなくなってきて、何時もより低い声で愛しい人の名を呟いた。