ザァッと風が吹いて、サラサラと槐の髪を揺らす
太陽は熱いぐらいにあたしたちを照らしているのにもかかわらず…
槐のその一言は、あたしを凍らせた
槐が“女がマジで嫌い”と言う時の瞳が冷え切っていた
背筋が冷えて、本気で槐が女嫌いなことがわかる
さっきみたいに楽しそうな雰囲気なんて毛頭もなくて…
こんなに冷たい瞳をした人を初めて見た気がした
嫌な汗が背中に流れ、それにより我に返る
フリーズした頭をなんとか動かし、何か言おうかと口を開くものの…
フリーズした頭と乾ききった口内からは一言も言葉が出て来なかった
あたしと槐の間に嫌な風が吹いた
あたしの様子を見て、槐は口を開く
「これでオーケイ?」
さっきの冷たさはなくなり、楽しそうな雰囲気を漂わせている槐
この態度の変わりように驚きつつも、一生懸命頭を動かして考える

