「ごめんね。また、呼び出して。」

今度呼ばれた場所は、公園だった。

『いいよいいよ。で、どうかした?』

「実は、いま亮君に付き合ってて言われてるんだ。」

『えっ………。』

自分の中で何かが止まった。

『そそれで、なんて答えるの?』

「それが聞きたくて大和君を呼んだんだ。」

俺は、なんて答えればいいのかわからなかった。