林道先生告発事件が終了した翌日のクラスHRの時間でのこと。 「先生、先生。あのさ。」 クラスで一番明るい女子が先生に言った。 「何ですか?」 「私達クラス全員、先生の恋応援してるからね! …あ、1人除かないとダメか…」 私は思わず俯いた。 絶対バレてる……! でも月野先生なら上手く誤魔化すはずだ。 「そうですね……ありがとう。」 月野先生が唯一仮面を剥がした時だった。