その日から先生と陽崎がよく一緒に居る所を見かけるようになった。 陽崎と居るとき先生は本当に楽しそうに笑う。 「あ、月野君!おはよう!」 ……しまった。 見過ぎたか。 アイツと話している時なんかにわざわざ俺に挨拶なんかしてこないでほしい。 「先生おはようございます。」 俺はその場を足早に去った。 醜い感情がドロドロとたまっていく。