翌日。


やっぱり先輩は目も合わせてくれなくて…


部屋では気まずいままで風先輩には気を遣わせてしまって……



何もかも最悪だった。




｢先輩と何があったの？｣




朝食の時間、名島さんが私に話しかけてきてくれた。




｢……たまたま腕を掴まれた所を目撃されたの…｣




｢は？それだけ？｣




｢うん。それだけ。｣




別にあの時は先生変な誤解を生むような発言はしてなかったと思う。