「ん?」 「…職員室で寝てて下さい。私のためにわざわざ先生は早起きしてるんでしょ?」 私は自転車で登校できる距離だが、先生は電車だ。家が遠いのに…何だか申し訳ない。 「30分くらい平気だ。つーかいつもこの時間に学校来てるしな。 それに俺は優みたいに頑張る生徒、好きだ。」 ジーン… 先生良い人…… 何を考えているか分からない月野先生とは大違いだ。