壱と奈穂ちゃんが居なくなった楽屋はシーンとしていた。 「…。 明宏。 喧嘩はすんな。 分かったな?」 「すみません…。」 俺はリーダーに謝る。 「壱って奈穂ちゃんのことふってなかった?」 「それ僕も思いました。 何か裏があるとしか…。」 健が言う。