私は大人しく頷くと、財布と……バースデーカードだけを持って、かばんに入れた。 「………これでいいかな?」 とりあえず確認してもらおうと、かばんの中身を見せると 「ん、偉い偉い」 そう言って頭を撫でられる。 ……なんか、照れる…/// 赤くなった頬を見られたくなくて、俯いたまま靴を履いた。