最後の問い掛け。 声は、また震え出していた。 けど、 「――――もちろんだ」 その言葉を聞いた瞬間、駿以外の全てがどうでもよくなった。 「……わっ私、駿のお嫁さんになりたいな」 そう言う私を、駿が後ろから静かに抱き抱えた。 淀みない動作で、ベッドへと連れていかれる。