しかも私は、振るわれる暴力の全てを『しつけ』だと信じていた。 お母さんは、私が悪い事をした時にしか暴力を振らなかったから。 そして何より、大人である母さんが、 「これはしつけ。 あんたが悪い子だから、直すためにやってるのよ」 そう、言ってた。