誰が信じられるでしょうか


私の戸惑った様子に気づいたのか、祀はさらなる爆弾を私に投げかける


「知ってるか?俺、誉に告白してきそうなヤツ全員潰して、俺が彼氏だって言ってたんだぜ?」

「嘘だろ」


私に彼氏が出来たためしがないのって、オマエのせいだったのか!!!


「返せ私の青春んんんんん!!!!」

「大丈夫だいじょーぶ。そんなに焦らなくても、俺が誉に青春を返してあげるから、ね?」


にっこり笑った祀に、嗚呼、私今日で終わったのね、なんて内心思いながら

ゆっくりと意識をフェードアウトさせたんですよ