あ、私、口に出してたんだ…。 気付いた時にはもう遅く、男達は顔を真っ赤にして怒っている。 「ガキの分際でっ!!」 …殴られる! そう覚悟して、ぎゅっと強く目をつぶった。 でも、殴られて入院したら少しは勉強から解放されるかな、なんて馬鹿なことを考えてる私も居て。 ──七年前。 私はまだほんの16歳で、 彼を想う気持ちに気付くのが遅すぎたのかもしれない。