「あー、もう。宿題多いし。」
「華の高校生活とは掛け離れてるよねー。」
その日もぶつぶつ小言を言いながら友達とファミレスで宿題を潰していた。
「何飲むー? …あたしメロンソーダにしようかな。莢葉は?」
「うーん。 …これにしようかな?」
「……海鮮コーラ…。さすが味オンチ。 お腹壊しても知らないよ。」
「えー?おいしそうじゃん!」
わたくし、桂莢葉(カツラ サヤハ)はどうやら“味オンチ”らしく、こんなやり取りは日常。
いつもこのくだらない時間を過ごしていて、でもそれが最高に楽しかったりする。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…