「どっちがどっちでしょー?ゲームの最後は私達にしてって聞いた?」


「あ、そういうことか」

陽太は微妙な顔をしながら席にすわってへにゃあっと机に体を預けた



「杏奈、杏子さちょっと微妙に期待させるような言い方だったんじゃない?」


「あぁ、確かに」


僕らは苦笑いしながらへにゃあっと机に体を預けた陽太を見た


「なに、何ゲーム?だったら私も参加していい?」


杏奈と顔を見合わせる。意外な参加者澪。


もちろんOKを出した。 別に断る理由なんてない

「んじゃあまた放課後ね」


パタパタと手をふる杏奈を見送る


あ……恐る恐る後ろを振り返る

「にやにやすんな」


「「太陽可愛いっ!幸せそう」」


「そう言えばお前ら夜も眠れないくらい何やってたの?」


「「……」」


勝った!!
二人して赤くなって可愛いのはお前らだ


「「甘めの乙ゲーやってた」」


「乙ゲーかよッ!」

何で乙ゲーで照れるんだお前ら……


陽太がへたってる間、僕は1人で2人につっこみを頑張った