ガチャ!


ドタドタドタドタッ


…お、姉ちゃん帰ってきたな。


「ただいまあああああ!」


と、言ったと同時に俺に抱きついてきた。


………まあ嬉しいんだけど……


…そう、俺は姉ちゃんが大好きすぎるのだ。姉ちゃんは自慢できる存在だ。
スタイル抜群だし、顔だってすっげー可愛い。



目ぇくりくりだし、雪みたいな白い肌、
髪だってちょっと茶色いすっげーサラサラヘアー。



前に俺が姉ちゃんに髪染めてるのか聞いたところ、もとからだ。っていってた。



…よし、今日も泣いている理由を聞くと
するか…。



姉ちゃんは超泣き虫なのだ。
そしてあやすのが俺の仕事。



俺は赤ん坊をあやすように、



「…あー、よしよし。今日はどうした」



と、聞いてみたところ………



「あたしの大好きなイチゴオレが無くなってたよー!!うわーん!!」



……………は?

…………………………は?


「………それだけ?……」