部屋からでるとスタッフさんが
『どうしました?』
『気分がわるいので…』
『あ、それなら救護室案内しますね』
といわれ救護室まで案内された。
ベッドが二つ。
そこに横になる。
完全ドキドキは治まるし、緊張だって一気になくなった。
でも戻ったりなんかしたらまた気持ち悪くなっちゃったりして何だコイツ?って思われちゃわない?
みんないるのに私でぶち壊したくないしなぁ…
しかも木谷くんの隣の席分捕っておいてこの有様…
罰があたったんだよね。
このあがり症なんとかしたいよぉ。
てかこんなあたしが木谷くんの傍に軽々しくいられないって思いしらされた。
後悔の嵐が始まった。
ガチャ…
誰かきた。女の子だ!
BACKSのメンバーの中の一人、寮くんに支えられながら中に入ってきた。
その子の顔は真っ赤で
『すいません、本当ありがとうございます』
と寮くんに泣きそうな顔で言っていた。
『大丈夫だよ。よくなったらすぐ戻っておいでね?』
寮くんはその子に言うと手を振り出て行った。
顔を真っ赤にして今にも泣きそうな女の子。
『だ…大丈夫ですか?』
思わず話しかけた。
『はいっ、私すごいあがり症で来たのはいいけど恥ずかしくて恥ずかしくて…』
女の子はそう言い、
私と一緒だ!
『私もなのっ!』
少しの間その子と興奮気味で色々と喋った。
私だけじゃなくて他にもいたんだ〜って安心感があった。
少しするとその子は
『そろそろ行きますね?恥ずかしいけど、寮くんと喋りたいしミーティング参加してきますっ』
というと女の子は出て行った。
私もいかなきゃ!
あれこれ1時間は過ぎてる…
よし、
ベッドから起き上がり部屋からでようとすると
また緊張が押し寄せて
手が震えてきた。
さっきみたいに木谷くんを間近でみれた事を思いだし
その場から動けなくなった。
再びベッドに戻り
ため息をつく。
コンコン…
また誰かきた。

