「―――で??
伊勢谷先輩と結局どうするの?」



「!!」





久しぶりに登校すると、教室に入るなり真澄ちゃんがやって来た。


あたしはカバンを持ったまま固まる。





「あんた2日も休んでメールも気になるとこで終わるんだもの。白状しなさい」



「ひゃ…あの、その」



「昨日も伊勢谷先輩と佐和先輩がうちのクラスに来て大騒ぎだったのよ?」



「!!えぇぇ?そうだったの?!」



「そうよ。私が未唯は今日もまだ休みですって言っておいたけど」



「そっ…そうなんだ。ありがとう…///」





あたしは恥ずかしくて顔をパタパタ仰ぎながら自分の席につく。