「お見舞い…来てくれたんだ」




伊勢谷陣からメールの返事も返ってこないから、無関心なのかと思ってたのに。






あたしがちら、と伊勢谷陣を見るとバチッと目が合う。





「っ///」


あたしは下を向く。




はっ、恥ずかしい…!


告白されて以来、初めて会うからどうしていいか分かんない。






「と…とにかく中へどうぞ…」



あたしは真っ赤な顔をうつむき隠しながら二人を家の中へ入れた。