―――週明けの屋上





晴れ渡る青空の下


俺の前にはズラリと柄の悪いヤンキーが招集している。





親が死んで守のために族を抜けた俺。


こんな風にこいつらを揃って集めるのは1年以上ぶりだ。


揃ってといっても、もちろん昔のメンバー全員じゃない。


抜けた俺についてこの高校に来たヤツらや、高校で知り合って慕ってくれてるヤツらもいる。



総勢30人弱。



週末のファミレス襲撃に参加したヤツもいるが、まだ知らないヤツもいるので


とりあえず俺はその辺の事もかいつまんで聞かせた。