「あはは、お腹空いてるの?」
「…うん」
親が家に居ないってことは、きっとこのまま帰っても食べるものもないよね?
「よし!じゃあお姉ちゃんの家にご飯食べにおいで!」
「え?いいの?」
立ち上がるあたしに、男の子はびっくりしたように目を丸くさせる。
「うん、いいよ―!お姉ちゃんの親も共働きでいないから寂しいんだ。一緒に食べよう?」
「…………」
「あ、でも本当はこんな風に知らない人にはついて行っちゃ駄目だからね?」
あたしが慌て付け加えて言うと、男の子は笑った。
「うん、ありがとうお姉ちゃん」
「えへへ…あ、君の名前なんて言うの?お姉ちゃんは未唯っていうんだ」
「僕は守(まもる)だよ」
「へぇ―守くんかぁ、よろしくね!」
そしてあたしと守くんは、あたしの家に向かった。
「…うん」
親が家に居ないってことは、きっとこのまま帰っても食べるものもないよね?
「よし!じゃあお姉ちゃんの家にご飯食べにおいで!」
「え?いいの?」
立ち上がるあたしに、男の子はびっくりしたように目を丸くさせる。
「うん、いいよ―!お姉ちゃんの親も共働きでいないから寂しいんだ。一緒に食べよう?」
「…………」
「あ、でも本当はこんな風に知らない人にはついて行っちゃ駄目だからね?」
あたしが慌て付け加えて言うと、男の子は笑った。
「うん、ありがとうお姉ちゃん」
「えへへ…あ、君の名前なんて言うの?お姉ちゃんは未唯っていうんだ」
「僕は守(まもる)だよ」
「へぇ―守くんかぁ、よろしくね!」
そしてあたしと守くんは、あたしの家に向かった。



