翌日の放課後
いつもの待ち合わせ場所に現れた守くんは、なぜか頭に包帯を巻いていた。
「ま、守くんそのケガどうしたの?!」
あわてて近寄ってみるとほっぺたやひざにも痛々しくガーゼが当ててある。
「体育…?跳び箱とかから落ちたの?!」
「ち…違うよ」
あたしが顔を近付けてほっぺに触れると守くんは恥ずかしそうに顔を背ける。
「僕…今日はじめて学校サボったんだ」
「えぇ?どうして?!」
そう言えば守くん、今日はランドセルを背負ってない。
「まさか…またイジメられてるの?」
守くんは首を横に振る。
「となり町の大学へ行くためだよ」
「え……?大学?」
「未唯ちゃんの彼氏がどうしても許せなくて…探して会ってきた」
「!」
いつもの待ち合わせ場所に現れた守くんは、なぜか頭に包帯を巻いていた。
「ま、守くんそのケガどうしたの?!」
あわてて近寄ってみるとほっぺたやひざにも痛々しくガーゼが当ててある。
「体育…?跳び箱とかから落ちたの?!」
「ち…違うよ」
あたしが顔を近付けてほっぺに触れると守くんは恥ずかしそうに顔を背ける。
「僕…今日はじめて学校サボったんだ」
「えぇ?どうして?!」
そう言えば守くん、今日はランドセルを背負ってない。
「まさか…またイジメられてるの?」
守くんは首を横に振る。
「となり町の大学へ行くためだよ」
「え……?大学?」
「未唯ちゃんの彼氏がどうしても許せなくて…探して会ってきた」
「!」



