キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~

「じゃあなんで女子高生と付き合ってんすか?」



「ん?それは秘密(笑)お前の知り合い同じ高校にいんだろ?バレたらめんどくせぇし」



「え~別に俺は女がどうなろうと関係ねぇし、絶対チクんないんで教えてくださいよ~」






慎ちゃんは煙草に火をつけるとゆっくり吸った。





「しゃーねぇなー、絶対チクんなよ?」



「信用してください!」



「まぁな、ぶっちゃけ金だよ」



「お金っすか?」



「おー、すげぇ単純な子だからさ、俺が金に困ってるっていや助けてくれそうなんだよね」





慎ちゃんは煙を吐く。






「まだ実際せびってねぇけど、そろそろかな。ずっと会ってねぇし…

次会った時に優しくしてお願いすりゃ、1万くらいなら絶対払うよあの子は」



「たった1万っすか?」



「いきなり高額とか怪しいじゃん。そこは徐々に様子見てだよ」



「あ~なるほど!そんでその金で車をさらに改造しちゃうんすか。悪い男っすね~」



「別に犯そうとか計画してる訳じゃないし優しいもんだろー?」





慎ちゃんは煙草の灰を灰皿に落としながら笑った。