隣の部屋からドンドンドンドン音がする・・・・喧嘩か?


昼間っから喧嘩ってすごいな。
確かお隣さんは3人家族だったっけな

それにしてもうるさい


「苦情言うか」



私は外に出て隣の部屋に向かってドアベルを鳴らそうとした瞬間、

女の子が部屋から飛び出てきた

背高いしガッツリメイクだし年上だろうと思う。



一瞬目が合ったがスグにそらされ、階段を降りて走って行ってしまった。


「まったく・・・・あの子は」

という声が聞こえてくる。


勢いよく開いたドアはしまっていない。

これは静かに閉めるべきなのか? と思っている内に

中からあの人のお父さんらしき人が来て試行錯誤してる私に気づいた



「ごめんね;お隣の奏多さんだよね? 私は相田武夫です」


菜「そうです、初めまして 奏多菜知です挨拶遅れてすみません・・・・・・・娘さん大丈夫ですか??」


相田父「最近あの子ギャルになっちゃってねえ。前まではあんなに清楚で可愛い子だったのに・・・・。 ああ、奏多さんよかったらお茶飲んでく?」



菜「いえ、いいです!」


相田父「そんな事いわずにさー、さーどーぞどーぞ」



・・・・流されて家に上がってしまった;

奥から奥さんがあーら、いっらしゃいゆっくりしてってねって言ってる




ほんまこのアパートフレンドリーな人ばっかりやな。


相田父「奏多さんニックネームないの?」


はい?!なんなんですかwニックネームwww