わがままハーブティーはいかが?




「・・・美玲?どうした?」

そう言って私の顔を覗き込む


たまに優しくするのもやめて欲しい

振り切れなくなるから



「何かね、何かね・・・本当に昴はニューヨーク言っちゃうんだなーって。ちょっと、考えたら寂しくなっちゃって・・・」


ヤダ、嘘でしょ?

私、今泣いてるの?


頬に涙が伝う感じがした



「お前・・・オレのこと好きだろ、?」




「・・・そんなこと聞かないでよ、バカ・・・す、好きに決まってるじゃん!」



そう言った同時に涙が溢れた



「会った時から、多分昴に惹かれてた。
弁護士としての才能と暑い人望、私にはどれも持ってないものばかり。
あんたなんかサイテーってずっと、思ってたのに気づけば頭の中は昴ばっかり。
雨のかなクサい台詞を私にぶつけきてそんな真っ直ぐなあんたなんか・・・嫌い!私の心を奪うようなあんたはもっと大っ嫌・・・ーーーーー」


その時、グッと昴に腕を引かれいつの間にか昴の腕の中に



「アホ、言い過ぎだ・・・。じゃあオレも言わせてもらおうか?」



そう不適に昴は私に微笑んだ