「なんだよ、美玲ちゃん。寂しいのか?」
昴は私に顔を近づけそう言った
「・・・うん、そうかも。」
私がそう言うと、昴は驚いた様子で私から顔を離した
「・・・え?お前、どうかしたのか?」
「え?何が?」
すると、昴は呆れた顔でなんもねーと言った
「まあ、お前が寂しいって言うなら婚約続けてやってもいいぞ?」
「・・・」
昴と私がこれまで繋がってこれたのは婚約者というはっきりした糸があるから喧嘩しても続けてこれた
でも、婚約者じゃなくなったら私たちはただの友達?いや、他人だ
「・・・どうした?オレにニューヨーク行って欲しくないのか?」
関係が切れれば、婚約者というはっきりした糸が切れれば、そうやって意地悪く笑う昴も見れなくなってしまう
私は今揺らいでいる
どうしよう・・・

