「なっ!人がせっかく言ったのに!!」
私は口を尖らせてみると、昴は悪りー悪りーと私の頭を叩いた
「で、どうなのよ・・・」
「ん?お前知らねーの?親父さんのこと」
「お父様のこと?お父様がどうかしたの?・・・もしかして、病気だったとか!?」
私は急に不安でいっぱいになった
「その逆だよ。良かったな親父さん。」
ーーーーー!?
「お父様、退院したの!?」
「は?お前本当に知らねーんだな。今朝新聞やテレビで言ってたっていうのに。」
今朝は急いでて全然気づかなかった
屋敷の人たちはわかってたはずなのに私には言ってくれなかったみたいだ
「お父様・・・よかった〜
・・・てことは?婚約は!?」
「んー。なくなんじゃねーの。」
「・・・あ、そう・・・なんだ。」
私の態度を見た昴は私の顔を覗き込んだ

