私はそれを広げた
そこに書かれていたのは・・・
「刑事さん!ちょっと待ってください!」
私の声に刑事らが振り返る
「・・・美玲、どうしたの?」
梨緒も振り返り私を見つめる
「これっ!南原 日和が書いた遺書です!」
私のその言葉に刑事達が詰め寄る
そこに書かれていたのは・・・
私はもう、長くありません
最初は治ると言われていた
でも、私の身体だからわかるの
もう梨緒守れないかもしれない
でも、梨緒の親権だけはどうしても譲れないの
だって、私のたった一人の姉妹で妹だから
梨緒はいい医者になるんだから、こんなことしないで・・・
どうか、梨緒が心から笑えますように

