「美玲には黙っててって言われたから言わなかったけど、あの日和がね、外でアルバイトしてたの・・・あのお嬢様の日和がだよ?お義父様に言えない日和は自分でお金稼いでた。それを見つけた私は日和に問い出したけど適当な理由をつけて日和は嘘ついてた。」
あの日和がアルバイト?
嘘・・・私、親友なのに何も気づけなかった
「自分でお金を渡すために日和はアルバイトしてたの?・・・どうしてそこまで」
「わ、わからないの。それだけは。
あの女が日和にせびってることに気づいた私はもう我慢ならなくて・・・あの女を殺そうと決めたの・・・」
梨緒はそう言って拳を強く握りしめた
「私は医者になりたかった。
お義父様の病院を継ぐために頑張って勉強してたの。でも、私はその力を悪用してしまったんだ・・・薬の勉強をしていた私は薬であの女を殺そうと思ったの。あの女が日和に会う日を知っていた私はその日に決めていた。」
外は黒い雲が広がり強い雨と風が、木々を揺らしている
「でも、ちょうどそのとき日和は肺炎で部屋に寝たきりだった。その女は日和の部屋で会う約束をしていたの、だから私は自分で作った毒薬を日和の部屋に置いたままで・・・ーーーー次、日和の部屋に入った頃にはもう息をしてなかった」
私は後ろからど突かれたような痛みがはしった
「ひ、日和は・・・その薬を間違えて?」
梨緒は背中を向けたまま頷いた

