わがままハーブティーはいかが?




「何言ってんだよ、お前が先に別れを切り出したんだろ!」


昂は梨緒に近づいてクッションを無理やり取り上げた



「それは、昂が婚約するって聞いてここは我慢しなきゃいけないと思ったから・・・昂は私が強いと思ってるでしょ?でも、ほんとうは私も強くなんかないんだから!」



言い合いになっている二人

止めなきゃと思ったとき昂は私の腕を軽く引っ張った



「そうだとしても、今オレは梨緒と関係ない。オレが好きなヤツはコイツだけ。たとえ、美玲と別れてもオレはお前とは元に戻れない」



そう、昂はきっぱりと言った



梨緒はベットのシーツを握りしめている




「・・・私は誰にも必要とされてないんだね、実の母親にも昂にも・・・」




梨緒の涙がポタポタと流れ落ちベットのシーツにシミをつくる



「何言ってるの?私がいる!私が梨緒を必要としてる!だって、入学式のとき梨緒が助けてくれた。あのとき梨緒が来てくれなかったらどうなってたかわからない。すごく感謝してる。だから、梨緒そんなこと言わないでよ」



すると、梨緒は顔を上げた




「・・・美玲は悪いこと一つもしてないのにキツイことばっか言って私サイテーだね。それに、私・・・」


梨緒は目を伏せた




「・・・美玲、ごめんね。私・・・」



その意味ありげな言葉に私は胸騒ぎをおぼえた




「・・・な、何が?昂のこと謝ってるの?」




梨緒は無理して私に笑ってみせて、言ったんだ・・・




















「ーーーーー私が、日和を殺したの。」