「やっぱり二人は仲いいね。」
梨緒の発言に昂は調子に乗って私の肩を抱いた
「たりめー。まぁ、婚約者なんで?美玲もオレのこと好きって言ってくれてるみたいだし?」
ちょ!ちょっと!何てこと言うのよ!
私は下から昂睨む
「そ、そんなことないよ!梨緒と昂の方がおおおお似合い?だよ!」
わ、私何言ってんだ!?
またもや昂は不機嫌になった
「あ?なんだそれ?オレと梨緒の方がお似合い?お前本気でそう思ってんの?」
い、いかついし、怖いです
昂は私の目を捉えて離さない
「い、いや〜どどうだろー?ほ、ほら!私みたいな素直じゃなくて可愛げのないやつより、梨緒みたいに素直で一途な子の方が・・・みたいな?」
「ふーん。でも、オレはそんなお前を全部ひっくるめて好きなんだけど、」
・・・なっ/////
私は咄嗟に俯いて顔に両手をあてる
前に和泉さんに言われた言葉
『お坊ちゃんはそんな美玲様の全てをひっくるめて好きなのでございます。』
その言葉が鮮明に思い出され一段と熱を帯び頬が赤く染まる

