「・・・オレたちはさ、婚約者じゃなかったわけ?」
冗談じゃない
昴は完璧怒っている
私は何か言わなきゃと思っていても口に出せない
「婚約者ってカタチだけってわかってる。でも、オレはそーじゃなかったんだけど」
ヤダ・・・なんか言わなきゃ
私は拳に力をいれる
「私だってカタチだけなんて・・・ーー」
その瞬間、昴が机をバンッと叩いて冷たく言い放った
「思ってんだろ!!本当はカタチだけだって!オレの気持ちズタズタにしてーーー・・・事務所の先輩の次は専属の執事かよ!!・・・っざけんな!」
そうキツく私に言い捨て封筒を私に投げ捨て、走って行った
「こ、昴!!待って!!」
咄嗟に掴んだ腕も強く振り払われてしまった

