「もういい。それよりお腹すいたー」
これ以上西島と喋っていても拉致があかないと判断し別の話題に切り替えた
「そうでございますね。もうお昼過ぎですから何か用意しましょう。車椅子が現在ありません。わたくしが抱っこして食堂に連れて行って差し上げましょうか?」
そう言って西島妖艶な笑みを浮かべた
「なっ!ひ一人で歩けるわよ!」
そう言ってベットから立ち上がろうとしたけど、病み上がりのせいかグラっと視界が揺れベットに倒れた
すると、西島は軽々と私を抱き上げお姫様抱っこをした
「ちょっと!一人で歩けるから!降ろして!恥かしいから!」
私は顔を手で覆う
「駄目でございます。またお嬢様に倒れられたら困りますので」
そう言ってまた妖艶な笑みを浮かべる西島
だから!その笑みやめて!
・・・ドキドキするから!
そう言おうとしたが西島にからかわれるのが目に見えているのでやめた

