西島は私に近寄ることなくベットに入った
ベットは純白のようなカーテンがかかっている言わば、お姫様ベットで結構広い
私は西島の方に身体を向けずに逆に身体を向けた
「あっ!一つ忠告!!もし・・・私に何かしたら・・・」
「心配ご無用でございます。お嬢様にはそういう魅力がいっさいありませんので」
何よ、さっきと言ってたこと違うじゃない!
頭にキタがここはキレないでおこう
あーなんて私は大人なんだろう
偉い!偉い!美玲ちゃん!
自画自賛しているようだがそうしないと身がもたない
私は話を変えることにした
「ねぇ、西島。今思い出したんだけどね、大学の入学式に行く時私途中で車降りたでしょ?あの時西島何か叫んでなかった?」
「確かに、わたくし叫びましたね。あの時は朝からお嬢様少し顔色が悪かったので心配して叫んだ次第です。」
そうだったんだ
顔色が〜まで聞こえてたけど
顔色が悪いの方だったんだ
顔色が黒いとか言ってたらぶん殴ってた
「でも、西島どうして私が朝から調子悪いとわかったの?」
「それは、お嬢様のことをいつも見ているからでございます。お嬢様はご自分の体調管理ができませんからね。」
確かに・・・そうかも
西島に風邪です!って言われるまでわからなかったし

