私は西島の目をとらえて離さなかった
すると、西島は妖艶な笑みを浮かべ私の耳元でこう囁いた
「お嬢様がどうしてもとおっしゃるなら・・・?」
ーーーーーー!!
「なっ///わわたしは・・・別に」
あまりにも端整な西島の顔を見ていられず私は俯いた
そんな私を見て面白がるように西島は私に顔を近づけた
「お嬢様が言い出したのではありませんか」
その瞳に危うく吸い込まれそうになった
窓の外を見ればさっきまで明るかった空は黒い雲に覆い尽くされてきていた
「・・・に、西島がどどどうしてもって言うなら私の側にいいいてもいいけど?」
私がそう言うと西島はベットの近くの椅子に座った

