「・・・おい、しい」
私は俯きながらそう呟いた
「当たり前でございます。このわたくしが作ったのですから」
西島はそう言って、私に微笑んでみせた
なによ、その勝ち誇った顔は!
一応お母様の味なんだけど・・・
でも、どこか温かい味がした
「さあ、お薬を飲んで早く就寝して下さい。」
医者にとの一連がありすごく時間が経ってしまっていた
起きたときはまだ午前中だったのに、すっかり空には夕焼けが浮かんでいた
「く・・・薬、錠剤は私飲めないんだけど」
この年で未だに錠剤が飲めない
前回と専属の医者が変わったので、私が錠剤を飲めないことを新しい医者は知らないのだ
「甘いイチゴ味の薬じゃないと無理!」
私は子供のように足をバタつかせた
すると、西島は私に顔を近づけた
「では、わたくしが飲み移ししてさしあげましょうか?」
そう言って不適に微笑む西島
「・・・なっ///バ、バカにしないでよ!イチゴ味じゃなくても飲めるもん!」
私は思い切って錠剤を口の中に入れ水の割合がおかしいんじゃないかってぐらい水で流し込んでやった

