ーーーーーー*
藤堂家専属の医者に見てもらったとこ、やはり西島の言う通り風邪だった
私は幼いときから医者が嫌いで診察するのに随分と時間がかかってしまった
診察のさい、暴れる私を看護師さんたちが抑え、大変だったのも関わらず文句一つ言わず帰って行くお医者さんたちになんだか申し訳なかった
西島が医者だったら絶対文句を私に吐きつけるだろう
西島はというとさっきから姿が見えない
「もーにしじまぁー!どこよぉー」
頭が痛いせいか、呂律が回らない
「お嬢様、お粥をお作りいたしましたのでどうぞ、」
そう言って、私のもとにお粥を運んで来る西島
「・・・わ、わたし、お粥嫌い!私はお母様の作ったお粥しか・・・ーーー」
私はお母様の作ったお粥しか食べないのだ
でも、西島は私の言葉を無視してスプーンにのせたお粥を私の口もとまで持ってきた
「なにもおっしゃらずにお食べください。」
「は?なに言って・・・ーーーーんん
、ゲホっ」
私は最後まで話せず、西島に無理やりお粥を押し込まれた

