直接聞いた訳じゃない。 でも、わかる。 二人を見てたらわかる。 「高宮さんにとってお姉様はどんな存在ですか!?」 私はさりげなく聞いた。 「どうって・・・ しっかりしてる後輩かな。 でも、椿ちゃんの方が頼りになるから 俺の方が後輩かな?」 高宮さんは笑いながらそう言った。 嘘。ほんとは好きなくせに。 「じゃあ、私は 高宮さんにとって どんな存在ですか・・・!?」