「明日、櫻田さんに事情を聞きにいくんだけどよかったら美玲ちゃんも来ない!?」 思いがけない言葉にはっと顔をあげる。 「いいんですか!? でも、どうして私が・・・。」 「勉強になるかなって思って。 芹澤さんを見返したいんでしょ!?」 「はい!行きます。 私、勉強します。」 迷わず答える。 「じゃ、決定。」 高宮さんはにっこり笑う。