そうだ。芹澤さんの言う通り、私はまだ高校を卒業したばかりで 見習いとはいえとても弁護士とは言えない。 「藤堂、私はお前に期待している。 だから、一人前になってまたここに帰ってこい。」 ・・・芹澤さん 私は、拳に力を入れた。 「わかりました。 立派になって、芹澤さんに負けないくらいになって帰ってきます!!」 何故か、目に涙がうかぶ。 私が書いた辞表は芹澤さんの手でビリビリにやぶかれた。