「これは申し訳ありません。 ですが、お嬢様はいつも楽しそうに昂様の お話をされるものですから・・・」 楽しそうに話すだけでそれが好きになるわけ? 「まぁ、そんなこと西島に言われても 私は昂を好きにならないから。」 私は強気に断言してやった。 「そうでございますか。 いつかその断言もなくなる日が来ますよ。」 西島は私と昂をくっつけたいの? 「そうはなりませんよーだ。」 私は、西島とおかしな空気で事務所に向かった。 私は、もう決めている 芹澤さんがなんと言おうと