「藤堂財閥と葛城グループの契約を
頼んだ昂はだいっ嫌いなお母様に
頭下げたんじゃないの!?」
昂は、後ろを向いたままで・・・
「それで、殴られたんじゃないの?
ねぇ、どうして。どうして
痛い思いしてまでそんなことするの?
プライドが高い昂なら、お母様に頭なんか
絶対下げないくせに・・・」
昂は、私に背を向けたまま口を開いた。
「それは・・・・・」
「葛城グループは、藤堂財閥と契約しても
なんのメリットもない!!
どうして、そこまでするの・・・・・」
涙でぐちゃぐちゃの顔。
でも、今は、雨が洗い流してくれる。

