「藤堂財閥とい葛城グループの契約だけど やっぱり、認めてもらえなかった・・・」 いつのまにそんなこと・・・ 私が知らない間に・・・ 「俺だって、必死に頼んだけど 俺の力じゃ何もできなかった。」 そのとき、屋敷の入り口付近にある 電灯が光り始めた。 夜の9時になると電灯が光るのである。 パァッと辺りが明るくなり昂の顔が はっきり見えるようになった。 私は、電灯の明かりのお陰であることに気づいた。