「お前が、勝手に人の部屋入るなって」 ・・・へっ? もしかして間に受けてた? 「な、なに言ってるの? 今は、雨降ってるんだから 普通中に入るでしょうが!!バカ」 なぜか、私はいつもの昂に まんまとのせられていた。 「あ!?バカで結構です。 それに、もう婚約者でも何でもないから 入るのは気まずいし・・・」 「・・・・・・」 そんなこと考えてたんだ。