おいおい、つづくって何だ? どっかのアニメ? 寒さで飛んでいきそうな意識を 顔をたたいてなんとか取り戻す。 もうすぐ、屋敷に着く。 「やったーーーー」 私は、感極まって叫んでしまった。 マラソンランナーが完走したみたいだ。 ふらふらな足は、もう限界を超えていた。 そのとき 入り口の玄関あたりに人影が見えた