「美鈴さんに名前を呼んで もらえるなんて光栄です。 こちらこそ、ありがとうございました。」 私たちは手をだし握手をした。 「しかし、これからなんとかするって どういうことですか?」 「私にしかできない方法で藤堂財閥を 守ります。だから、私に任せてください。」 やんでいた雨がまた降り出しそうだ。 「私、じゃ行きますね。」