わがままハーブティーはいかが?






「そ、そそんなことありません。

そのへんの人間と一緒ではありません。」




・・・意外とこのひと面倒かも。




「あ、は・・・い。」



なんて言ったら分からない。



男の人は、落ち着かない様子で


足踏みをしている。




「あの~もとわと言えば私が婚約を

廃棄したからこんなことになったんです。


謝るのは私のほうです。


迷惑をおかけしてすいませんでした。」




私は、深々と頭を下げた。