「な、なんてことをしてしまったんだ。 藤堂財閥のご令嬢に気安く喋りかけてしまって も、もうしわけありません。」 な、なんかリアクションオーバーじゃない? 「い、いや~そんなかしこまらなくても・・・」 フォローしてみたものの・・・ 「ご令嬢に向かって、わたしは・・・」 ど、どうしよ。逆に困る。 「そんなに気にしないでください。 わたしも、一般人なんですから。」