後ろを向くと 西島が堂々と立っていた。 私は驚き小声で西島に言った。 「ち、ちょっと。 どうしてここまで来てるのよ!!」 しかし西島は私の言葉なんて聞こえてないように しゃなりしゃなりと 私の前にでた。 「わたくし、美玲お嬢様の執事でございます。西島と申します。」 西島は櫻田さんに さらりと自己紹介を した。 ってか、櫻田さんと 勝手に握手までしてるし・・・ 私はなんとも言えなかった。