私の言葉で二人とも沈黙になってしまった。 私の話がそうとう重かったのだろう。 高宮さんもドン引きしてるよね!? 私は、涙をこらえながらなんとか口を開いた。 「あ、すいません。こんな暗い話しちゃって。 バカですよね私。もともと私なんて 高宮さんや、お姉さまにみたいに優秀じゃないし・・・」 バカ、私べらべらと何言ってるの!? こらえてた涙が溢れ出しそうで・・・ 「私なんて・・・ 弁護士なんて仕事むいてな――――」 「泣いていいよ。」